切断
準備物
– 塩ビ管
– のこぎり
– 計測道具
塩ビ管は円筒であるため、
はじめは傷をつけるようにして切り落とす。
切り口は粗く、また他の塩ビ管にはめ込むには少しテーパが欲しいため、内側に向けてやすりをかける。
接着
塩ビ管は、接着剤でくっつけることも可能。接着剤は互いを溶かすようにして、癒着させる。
経験上、塩ビ管をはめ込まれる側に接着剤を塗ってから強く押し込むと良い。
防水において、隙間が気になるところには、さらに接着剤をつけておくことも良い。
溶接
準備物
– 溶接対象
– 溶接棒
– ヒートガン
注意事項(ヒートガンの扱い)
– 熱風モードにしている場合、必ず人のいない方向へ向けて使う。
– ヒートガンを使い終わったら、送風モードにしてヒートガンを冷却する。この時も人のいない方向へ向けておく。
まずは、ヒートガンの温度感を確かめるためにも、溶接棒を少し温める。溶接棒が少し溶け、動き始めたら、溶接を開始する。
溶接棒 : 溶接対象 = 7 : 3となる程度にヒートガンで熱を加える。溶接棒は溶接対象に押し当てるようにして、ゆっくりと進める。ヒートガンは非常に高温であるため、首を振りながら、塩ビ管の温度を程よく保つ。ヒートガンをあて続けると焦げてしまうため注意が必要である。
感想
金属溶接ではなく,塩ビ溶接は初めてであった。
溶接道具も比較的手に入れやすく、塩ビ管という防水・耐久に優れる部材を加工できるようになることは、
非常に役立つ。水中ロボットなどのロボットのメイン部材に用いたいと思った。
溶接自体は、そこまで難しいわけではないが,きれいにしっかりとつけようとすれば、
もっと経験が必要だと感じた。
さらに、溶接のやり直しや曲げ加工など、まだまだ塩ビ加工も深いらしい。