本プロジェクトでは、近年急速に発展するメタバース技術に着目し、「研究室のメタバース化」プロジェクトを実施しました。
Unityを使って研究室ワールドを作成し、VRChatにアップロードすることで、VR空間にて研究室を探索できるようにしています。
これにより、VR上で研究室を紹介したり、交流することができるようになりました。
また、本プロジェクトを通して「VR空間ではどのような価値が生み出せそうか」という価値創造のきっかけが生まれるほか、MOSAdemyとしての技術力も向上しました。
作成物




工夫点
実際の研究室を忠実に再現しつつ、リラックスできる色合い、そして脱出ゲームのようなギミックを取り入れることで、没入感あふれる空間を創出しました。
リアルさを追求するだけではなく、「遊べる要素が欲しい!」ということで、遊びに特化した楽しい空間作りにもチャレンジしています。

リアルな研究室空間を再現
パソコンやモニターの配置など、実際の研究室にそっくりな空間を作成しています。
ソファには座ることができるようになっています。
MOSAメンバーはここで集まって話をすることも多いので、次回はぜひVR上で集まりたいですね。

Blenderを使った空間作りにも挑戦
3DモデリングといえばBlenderです。Blenderを使うと、まるで現実に存在するかのような3Dオブジェクトを作成することができます。
サイやハンバーガーは写真のようですが、Blenderで作成しています。サイの背中には乗ることもできます!楽しかったです☻

ベイク機能で光の様子を綺麗に再現
ベイク(あらかじめ光の当たり方をオブジェクトのテクスチャに焼き付けておく処理)を行うことで、このような綺麗な空間を作成することもできます。
質感が本当に素敵に表現されていますよね。VRで体験するとその凄さは倍増します。

手に取って触れるアイテムで遊ぶ
こちらの部屋では、サイリウムを手で持って使うことができます!
VRCpickupの機能をうまく使うとこのようなこともできるようです。
「推しの子」が好きな先生がいらっしゃったので、応援できるように研究室を作成したようです。

脱出ゲームを実装
先生アバターに話しかけると、脱出ゲームを楽しむことができるギミックを実装しました。スクリプトを書くことで、ゲームオブジェクトの動きを制御しています。
協力して脱出を目指してもらいたいです!

ゲーム要素を追加
こちらもスクリプトを書くことでゲームオブジェクトを制御し、なんだか気になる宝箱とドラゴンを設置しています。
開けると何が出てくるのかワクワクしますね!
交流中に盛り上がりそうです。
感想

UnityやBlenderの経験を積めたことでスキル向上に繋がった。
また、VRChatを活用することで「こんなこともできそうだ!」というアイデアの幅も広がった。

Gitの活用については改善の余地があり、Unityのようなデータが大きくなるプロジェクトの運用を見直すきっかけにもなった。Unityだけではなく、Gitについても学びを深めることができた。